まずは冒頭から、惨憺たるビーチの様子をご覧頂きました。こちらは、ワタクシTigerが日本での波乗り＆シーズン移住ライフで愛してやまない東伊豆のビーチ、2019年10月に関東直撃で襲来した台風翌日の状況です。
プラスチックゴミはもちろんですが、あまりのペットボトルの量に驚愕です…。
ローカルサーファーのメンバーや行政のバックアップもあって、皆で数日かけてビーチクリーンをして綺麗にはなりましたが、これだけの量のペットボトルやゴミがビーチに打ち揚がる、と言うことは、これだけのペットボトルやゴミが海洋を漂っていた、と言うことです。
そして、これはたまたまココに漂着した“氷山の一角”かと思うと、一体地球全体の海洋にはどれだけのゴミが漂流しているのか…考えただけでもゾッとします…。
残念ながら、如何に我々人間が、地球という自分たちの棲息環境を自らの手で汚し、そして自ら壊し、惑星の時間軸でいえばそう遠くない近い将来に、人間が棲めなくなる流れを作っているか!?ということが、よくあらわれている光景と言わざるを得ません。
「エコ」「リサイクル」「アップサイクル」などのキーワードをよく見かけ、そして耳にするようになりましたが、国家や行政、そして地域や企業単位としての取り組みはもちろん、我々一人一人が、今まで以上に意識を改めて、少しでも地球環境破壊の進行を遅らせて、むしろ回復の方向に向かわせる必要があるのかと、棲むだけでなく、自然というフィールドで遊ばせてもらっている1人としては思うわけです。
先日、現在ステイしているマウイ島の老舗サーフショップ「Hi-Tech」にサーフワックスの調達に行くと、こんな看板が！
サーフアパレルのこれまた老舗「Billabong（ビラボン）」の看板ですね！オアフで開催されたコンペ「PIPE MASTERS」のプロモ看板＆サーフトランクス・プロダクトの宣伝かと思いきや…、、
宣伝は宣伝でも、「新製品全てのボードショーツを、ペットボトルのリサイクルから作っています！」という「宣言」ですな♪
これは素晴らしい取り組み。調べてみると、これは全てのボードショーツ製品がリサイクルペットボトルで作られるようになったのが2019ということで、試験的な市場投入は2007年から取り組んでいたようですね！
さすがサーフアパレルの世界のトップブランド、素晴らしいリーダーシップですね！
肝心のプロダクトは…？
発色・風合いはもちろんのこと、ボードショーツに最も求められる機能性…それは「伸縮性」がどうか？
テンションを掛けてみた結果、十分な伸縮性。これなら波乗りでアクティブにハードアクションしても、十分な柔らかさです！
12年掛けて品質改良し続けた集大成…その満を持した自信こそが「全ボードショーツ・プロダクトをリサイクルペットボトルから生産」というプロジェクトに踏み切れるのでしょうね！
せっかくボードショーツを穿くなら、ファッションはもちろん、エコを意識できるプロダクトで波乗りしたいですね♪
自分が波乗りをスタートした1993、生まれて初めて買ったウェットスーツは、Billabongでした。今は無き池袋・丸井のスポーツ館サーフコーナーで、一際目立っていたのは、Billabongのシーガルでした。
他のブランドよりチョット高かったのだけど、どうしてもソレ以外、目に入らなくて、バイト代を叩いて買った、思い出のあるブランド。
嬉しさのあまり、海に行くのが待てず、風呂に水張って、ウェット着て入ってみて、「ウヒョー、寒くねー♪」って子供みたいに喜んだっけ（笑
今でも、Tシャツや昔買ったボードショーツは愛用しているけど、益々Billabongが好きになった♪
マウイにステイしている間に、お気に入りの柄で自分に合うサイズを見つけて、“一票”投じたいと思います！
そして、全てを一気に変えるのは難しいにしても、自分が出来ることから、少しずつ環境配慮に向かえればベストですね…海を愛するサーファーなら、なおさらね♪
そんなことを考えさせてくれたサーフアパレル「Billabong（ビラボン）」のプロダクトは、公式通販サイトからも購入が可能。季節ごとのセールで掘り出し物商品もあるので、ぜひチェックしてみてください!!
