今回のマウイ島トリップでは、昨年ステイの経験から、「こういうボードに乗りたい」と伝えて、カスタムSUPボードを現地ピックアップでオーダー。
ボードのオーダーアレンジは、九十九里でお世話になっている「TED SURF SHOP」のJUNさんにお願いしました。
ボードブランドは、自分が現在メインで乗っている7'6×80Lと同じく“SOS”こと「Sean Ordonez Shapes」にて♪
世界屈指のBig Waveポイントである“Jaws”こと「ピアヒ」にて絶大な信頼と人気を誇る「SOS」だけに、対Big Waveのカスタムボードなら、間違い無いでしょう!
地元マウイの老舗サーフショップ「Hi-Tech」でもパートナー=ペイジアームズのピアヒ・ライディングのカットが壁一面に飾られ、リスペクトされているブランドであることが伝わってきます!
今回のマイオーダーのコンセプトは、アウターリーフでウネリの段階からファストドロップ出来て、かつ切り立ったカリカリのウォールセクションでもしっかりSurfライドできる、“アウターリーフ用スペシャル”の長めなボードです。
Junさんと何回かディスカッションして、プロのライダーにも相談してアドバイスを受けて、長さは8'6、アウターリーフは風が強いことも少なくないので、バランスを取りやすく幅は27インチで浮力も90Lを確保しました。
グラフィックも、自分の会社“パイプライン”のコーポレートカラーをイメージしたデザインで!
今回は、マウイ島入りと共に、SOSのファクトリーで、シェイパーであるSean Ordonezから直に手渡しして貰えるというスペシャルな体験付きです♪
SOSファクトリーがあるのは、山間のハイクの町。QUATROやKAZUMAなど、ウインドサーフィンやサーフィンのトップブランドのファクトリーが集結する、いわば世界の最先端サーフシーンの発信基地でもある。
ショーンと会うのは、20年ぶりくらい。QUATROの創設メンバーの1人でもあり、当時のウインドサーフィンWaveシーンに革命を起こしたパイオニアであることは、ウインド界ではあまりにも有名。
ちょうど自分のピックアップに合わせて、カスタムボードの仕上げをしてくれているところでした!これから一緒に海で戦う相棒と初対面の感動の瞬間♪
デッキコンケーブが、SOSカスタムの特徴フォルムですな〜!
ロッカーラインは芸術そのもの♪
テイルロッカーとキックが、長めのボードながら、波の切り立ったセクションでしっかり動ける予感がする、“攻めてる”デザインです!
メインのフィンシステムをヒアリングしてくれて、ボードのグラフィックに合うよう日本から持参したデッキパッドのポジションも決めてくれました。
この辺りは、プロ中のプロ=シェイパーのアドバイスに従うのがベスト!!
ロッカーの美しさもさることながら、ボトムも後ろからパッと観てわかる、シングル&ダブルコンケーブの彫りの深さが、ライディングをワクワクさせてくれます。全体のデザインコンセプトが、今をときめく世界的トップBig Waverの某プロにもシェイプしたボードと同じで「自信があるコンセプトなんだ!」と語ってくれて、そんなボードを自分もライド出来るのが嬉しい限り!
ボトムにはシェイパー直筆のシグネチャーと、自分のネーム入り。文字通り、世界にたった1本しかない、マイ・カスタムボードの出来上がりです♪
TED Junさんに推奨してもらった6フィンシステム。コンディションによって、セッティングを使い分けてみます!
ステッカーチューンして、完成!
ワックスアップして、Ready to Ride!!
早速昨日、某ポイントのアウターリーフでGood Conditionをキャッチして、記念すべきファーストライド。
狙い通り、今まではドロップ出来なかったセクションからファストテイクオフして、スピードを武器にして、これまで捕まりやすかったセクションも駆け抜けることが出来た。サイズがある分、7'6のように簡単に刻めるというワケには行かないけど、テイルを踏めばしっかり動いてくれる♪
これまでと波の視えるセクションが違う…そんな“未知との遭遇”をメイク出来ました!
スペック的には、ハワイの10ftクラスの波でも戦える最高のボード。
ナニよりも、世界に1本だけのマイ・カスタムボードが、リスペクトしているシェイパーが目の前で仕上げてして、直接手渡してくれて、デザインコンセプトを聞かせてくれて、アドバイスやメッセージまで貰えるって、カスタムボードでしかも現地ファクトリー・ピックアップならではの、スペシャルな体験ですね!
日本の台風シーンなアウトサイドブレイクでも使えるBigWave専用ボード。マウイにステイしている間に、しっかり乗り込んでカラダと感覚を慣らしてイキます♪
Aloha♪